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【患者さんの視点】「通えなくなった途端、歯医者を選べなくなる」――5年後を見据え、今こそ訪問歯科を始めるべき理由

【患者さんの視点】「通えなくなった途端、歯医者を選べなくなる」――5年後を見据え、今こそ訪問歯科を始めるべき理由

2026年04月19日 02:20

突然ですが、先生がご自身で病院に通う時、どのように行き先を決めるでしょうか。

「口コミが良いから」「専門医がいるから」「先生の人柄が好きだから」など、いくつもの選択肢の中から、自分の意志やこだわりを持って選んでいるはずです。


外来に通える患者さんも同じです。今はコンビニの数より多いと言われる歯科医院の中から、ご自身の希望に合った医院を自由に選ぶことができます。


しかし、「通院が困難になった途端、その選択肢が激減する」という現実をご存知でしょうか。

「選べる」外来と、「選べない」訪問歯科のギャップ

足腰が弱ったり、認知症が進行したりして自力での通院が難しくなった時、患者さんは「今まで診てくれていた先生」に診てもらうことが突然できなくなります。

そこから慌てて訪問歯科を探すことになりますが、地域によっては対応している医院が少なく、「自分の希望に合う先生」ではなく「来てくれる先生に頼むしかない」という状況に陥ってしまいます。

「これまで通ってきてくれた患者さんを、通えなくなった後も最後まで診る」。その安心感を提供するためにも、訪問歯科に取り組む医院が地域にはまだまだ必要ではないでしょうか。

「元気な75歳」が通院できなくなる5年後・10年後

「そうは言っても、うちの地域の高齢者はまだまだ元気で外来に来ているよ」

そう感じる先生もいらっしゃるかもしれません。


確かに、団塊の世代が75歳(後期高齢者)を迎えましたが、今の75歳は非常に若々しく、現役で働いている方や、趣味でアクティブに出歩いている方もたくさんいらっしゃいます。


しかし、問題はここからです。 今は自力で通院できているアクティブな団塊世代の方々も、5年後、10年後には80代から85歳を迎えます。その時、体力的な問題で「自力通院から訪問診療へ」と切り替わるタイミングが一気に押し寄せます。

現在の「若くて元気な高齢者」が訪問歯科を必要とするフェーズに入った時、訪問歯科の需要は今とは比べ物にならないほど跳ね上がります。

需要が爆発する前に、「選ばれる医院」になる準備を

5年後に爆発的な需要が来てから「うちも訪問歯科を始めよう」と動いても、すでに出遅れてしまいます。訪問歯科は、地域のケアマネジャーさんとの関係構築や、院内のオペレーションづくりなど、軌道に乗せるまでに一定の助走期間が必要だからです。


今のうちから少しずつ訪問歯科の体制を整え、地域での実績と信頼を作っておくことで、5年後・10年後には「選ばれる訪問歯科医院」としての確固たる地位を築くことができます。


「必要性はわかるけれど、何から手をつけていいか分からない」 「外来が忙しくて、訪問立ち上げの時間が取れない」

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